ドブ川見ながらカプチーノ

主張したいことはないです。

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小さな不幸の話




小さな不幸って面白いなぁって思うわけです。

例えば、10人くらいで並んで自販機でコーラを買うとしますよね。
順番に150円を入れてペットボトルのコーラを買ってく。

そして一番最後の奴に順番がまわってきた時に、コーラは「売り切れ」になる。

まさにそれが小さな不幸。とってもベタな展開なんだけど、やっぱり笑っちゃう。
そして、それが鉄板に面白い。結局コーラが買えなかった最後の人に対して
「うわー!コーラ買えないでやんのー!うわー!」とか言って茶々を入れるのが楽しい。

これがね、例えば何人かで遊んでて、メンバーの誰かが骨折したって時はさすがに笑えない。
それは大きな不幸だから。不幸が大きすぎると、笑う気持ちが湧いてこない。
やっぱり小さな不幸ぐらいじゃないと、笑いは生まれてこないわけです。


これを読んでいる何人かの方は知っていると思いますが、2011年3月11日、
東北大震災の被災地域に僕の家はありました。

家に津波が押し寄せてきました。2階建ての家だったのですが、1階の天井が水没するほどの
被害を受けました。家自体は流されてませんが、役所からは「全壊」の評価を受けました。

どうやら僕の中学の同級生の9割は実家が全壊、もしくは半壊になっていたようです。
最近会ってないなぁ、という同級生と避難所でバッタリ再会し、
それから何日か一緒にそこで生活するということもありました。

みんな帰る家がない。今思えばどこのストリートチルドレンだよ、という話ですよね。
帰宅部だった須藤も帰宅する家がないので部活を引退するほどでした。

当時、同級生と集まって話すことは大体同じです。
「泥だらけになった家をどう片づける?」「家をリフォームして、もう一度住む?」
「家はあるけど、中身がカラッポか、全部泥だらけになって使い物にならない。どうしよう」
こんな悩みが大半でした。だって1階が全部水没したもんね。しょうがない。

そこで誰かが言いました。
「そういえば田中の家って海沿いにあったよな?どうなってるか見に行こうぜ」

確かに、その時いたメンバーの家はどれも海から何キロか離れたとこにありました。
海が見える家というオーシャンビュー田中家がどうなっているのか、もしかして海が近いから、
津波で家が見るも無残なボロボロな状態になっているのではないか。
気になってみんなで様子を見に行くことにしました。

そしたらですね、もうね、びっくりした。


家、ないんですよ。


まさに更地! なーんにもない。あれ、ここ元は駐車場でした?ってくらい更地。
この場所に確か、車もあったし、二階建の家もあったし、倉庫もあったし、庭もあった。
でも、なーんにもない。綺麗さっぱり土台もない。

もうね、もうね、いやこれ変な話ですよ。
見た瞬間にみんなで笑っちゃったんですよ。ゲラゲラって。

「何もないじゃん! 家、ないじゃん! リフォームしたり泥かきだしたりしなくていいじゃん!
めっちゃ手間いらずじゃん! 楽だなー!」って。

まぁ、これ、今考えたら相当頭おかしいですよね。でもね、当時は笑えたんだよね。
どうして笑えたんだろう?って後で考えてみたんですけど、これも一つの
小さな不幸なんですよ。

みんなが「家中が泥まみれ」という不幸からスタートすると、「家が綺麗さっぱり無くなる」が
小さな不幸になるわけ。相対的に小さくなるわけ。だから笑えるんだよね。 

いつもの普通の状態で、誰かの家が火事で全焼しました、だったら笑えないよね。
それでいくと、海沿いの友達の家が流されましたは本来笑えない不幸だけど、
同じような境遇の人にとっては笑えることなんだよね。深いなぁって思う。

ちなみにね、言っておくけど、田中くん本人にもちゃんと言いました。
「家ないじゃんかー!」って。まぁ、ここまできたら何でも笑い飛ばすしかない。
家族は全員無事だったそうで、だからまだ笑えるって部分があるから。


先日、久しぶりに地元の友達と集まりました。
あの時は大変だったねぇ、しんどかったねぇ、なんて今さら言いません。
なんとなくみんな心の中に留めておいているだけです。

近況報告をしながら、お互いの無事を確かめ合います。
みんなそれぞれ、違う場所で違う仕事で生活をしているようです。
何の心配もいらない。みんなしぶとく生きてるな。

おっと、ここでお待ちかねのビールがどっさりやってきた。まわせまわせ。
あれ?ん?これ、足りるのか?ビール。

ここで誰かが一声。

「店員さんすいませーん! 田中にもビールあげてください!」

そして僕達はまたみんなで笑った。

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  1. 2012/07/30(月) 19:45:59|
  2. 日記
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エラーは二度やってくる



どうもこんにちわ。間違いなく僕です。
もう7月に入りまして、蒸し暑くなってきた頃でしょうか。
僕の住んでいる青森では今の時期がとても調子いい感じです。

昼はカラっと晴れているし、夜は少し涼しい風が吹いてくる。
エアコンがなくても快適に過ごせる毎日です。エアコンいらずで電気代も浮くね!
天空の城ラピュタよりも浮くね!プカプカだね!

青森に来て、仕事を始めて、もう3カ月が経ちました。
ある程度のサイクルを自分の中で作って、それを軸にちょいちょいと
調整しながら1週間を消化していっています。

大学時代というか、受験生時代はそりゃもう季節感なんてあってないようなもので、
毎日が同じ曜日。同曜日ですよ。以下同曜日、ですよ。

それに比べたら今のほうが遥かにマトモな暮らししてますよね。
前は昼過ぎまで寝て、ぼんやりした頭で教科書開いてましたから。
何とかゴミクズ人間は脱出できたのではないかと思います。


「エラーは必ず2度やってくる」
人間が人間である以上、これは仕方が無いことかもしれません。

野球でも、一度エラーをしてしまうと次もまたエラーしやすくなります。
極度の緊張のためか、「絶対にエラーできないんだ!」と強く意識してしまうためか、
また新しいエラーを誘発してしまうんですよね。

守備をしていて、簡単に捕れるボールをまさかの落球。そんな時は慌てますよね。
あぁ、僕のせいでアウトにできなかった。メンバーに迷惑をかけてしまった、
どうしよう、となっちゃう。

そんなモシャクシャした心理状態のままだと、次のエラーがすぐやってくる。
悪夢は一度で終わりません。連鎖するんです。こわいですよ、
『エラーは仲間を呼び出した!』『エラーBがあらわれた』『エラーCがあらわれた!』

一番大事なのが、何でもそうですけどエラー後に全神経を集中させることです。
これで終わりじゃないぞ、後続も来てるぞ。次のエラーに備えるんだ!
こう思うことで、エラーの連鎖を断ち切らなきゃいけない。だいたい、1回目の失敗は
誰だって許してくれるもんです。


ゴミクズ人間からどうにか人間までに昇格できるよう、与えられた仕事を
頑張ってこなしているのですが、なかなか上手くいかないことが多い。

初めてやる仕事ってどうやればいいか分からんよね。何からしていいかわからん。
だから先輩に言うわけですよ。「すいません、何から手をつけていいのやら分かりません。
これじゃぁ、僕に失敗しろと言っているようなもんです」と言うわけ。
だってエラーするの恐ろしいじゃんか。次に繋がってしまうじゃんか。

そうするとですね、先輩は引き継ぎ書を読みながら「ここに書いてあるじゃん」
とだけ言うわけ。実際そこに書いてあるの。自分で見落としているだけなの。
実際それ見ながらやれば普通にできるの。100%俺が悪いの。訴訟起こしても絶対負けるの。
それって恐ろしいじゃんか。

エラーがどうのこうのと のたまうんだったら、まずは基本的なことを身につけろって話ですよね。
スランプに陥った というセリフは、輝かしい成績をおさめた人しか言えないんです。

まずは目の前の仕事を覚える。覚えてから、後でゆっくりエラーすればいいじゃない。
ド新人が「エラー」とか言うなんて10年早い。まだまだ来なくていいよ。



  1. 2012/07/08(日) 22:56:00|
  2. 日記
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